よく行く店が急に閉まると、貯めていた玉やメダルの扱いに困ります。
店が公開している情報の中に、先に気づける材料があります。
ここでは全国のホールを数えた結果をもとに、何を見れば兆しが読めるかを並べます。
貯玉の扱いが最初の問題になる
閉店が決まると、貯めていた分を使い切るか引き出す期間が設けられます。
告知から閉店までが短い店もあるため、貯めている量が多い人ほど影響が出ます。
先に兆しに気づけば、貯める量を調整しておけます。
以下は公開情報から読める材料です。
台数が小さい店は立て直す余地が少ない
1店あたりの台数は全国で中央値494台です。
平均は543台で、中央値より大きくなっています。
一部の大型店が平均を押し上げているということです。
100台に満たない店が63店、200台に満たない店が324店あります。
300台に満たない店まで広げると1,005店で、全体の17.5パーセントです。
反対に1,000台を超える店は495店、8.6パーセントです。
台数が小さいこと自体が閉店の予兆ではありません。
ただし小さい店は、売上が落ちたときに台を減らして立て直す余地が少なくなります。
大型の店は、島をひとつ閉じるという調整ができます。
営業時間を短くしていないか?
営業時間は中央値で13.0時間です。
開店時刻は10時が2,698店、9時が2,585店で、この2つでほとんどを占めます。
閉店時刻は22時45分が1,954店、23時が1,343店です。
12時間を切る店は12店しかありません。
同じ店の営業時間が前より短くなっていたら、それは人手か売上のどちらかが動いた印です。
定休日を設けている店
パチンコ・スロットの店は年中無休が多く、休みを設けている店は少数です。
定休日の欄に「不定休」と書いている店は110店です。
「年中無休」と書いている店は464店で、残りは欄そのものがありません。
営業日を減らすのは人手や光熱費の都合が理由のこともあり、それだけでは判断できません。
以前は無休だった店が休みを入れるようになった、という変化のほうが材料になります。
その市区郡に何店あるか?
近くに他の店があるかどうかで、閉店したあとの行き先が変わります。
| その市区郡の店数 | 市区郡の数 |
|---|---|
| 1店だけ | 190 |
| 2店 | 201 |
| 3店以上 | 742 |
全国1,133の市区郡のうち、190は店が1店しかありません。
そこが閉まると、その市区郡から店が無くなります。
2店しかない市区郡も201あり、合わせると全体の3分の1になります。
駐車場が台数に比べて広すぎないか?
駐車場を公表している店は4,197店で、中央値は400台です。
台数に対して駐車場が極端に広い店は、以前はもっと客が入っていた規模の建物という見方ができます。
これも単独では判断できませんが、他の材料と重なるときは意味を持ちます。
自分でできる確かめ方
いちばん確かなのは、店が出している告知を見ることです。
公式サイトや店内の掲示に、営業時間の変更や台の入れ替えの予定が出ます。
このサイトの市区郡ごとの表には、台数と営業時間と駐車場を載せています。
前に見たときと変わっていないかを比べるのに使えます。
やってはいけない判断
空いているから閉店しそうだ、という読み方は当たりません。
平日の昼が空いているのは普通のことで、週末や夕方に入っていれば経営は回ります。
人の入りではなく、店が自分で出している数字の変化を見るほうが確かです。
要点
- 閉店で先に困るのは貯めている分の扱い
- 台数の中央値は494台。200台未満は324店、100台未満は63店
- 営業時間の中央値は13.0時間。12時間を切る店は12店
- 「不定休」と書いている店は110店
- 1店しかない市区郡は190ある
- 単独の数字では判断できない。前との変化を見る
まとめ
公開情報から読めるのは兆しまでで、閉店の予告ではありません。
貯める量を自分で決めておくほうが、どの店でも効きます。
使う金額や時間が自分で決めた範囲を超えていると感じたときは、相談できる窓口があります。リカバリーサポート・ネットワーク(RSN)は、本人と家族の相談を無料で受け付けています。
各都道府県の精神保健福祉センターでも相談できます。ひとりで抱えずに、早い段階で相談してください。